ホテル業界は女性でも夜勤があるの？夜勤の業務やメリット・デメリットを紹介

2023/12/22

お客様の安全で安心な宿泊を守るためにも、ホテルのフロント業務は夜勤が欠かせない仕事のひとつです。ホテル業界に関わらず、「夜勤はしんどい、つらい」という意見を耳にすることもありますが、大変なこともある一方で、収入面や接客面など、夜勤ならではのメリットも多いものです。本記事では、ホテルフロントの夜勤業務について詳しく解説！夜勤のメリット・デメリットや女性ならではの注意点についてもご紹介しますので、ホテル業界を目指している方はぜひ参考にしてくださいね。

ホテルフロントの夜勤業務

まずは、ホテルフロントの一般的な夜勤業務について解説します。

日勤からの引継ぎ

出勤してから最初に行うのは、日勤からの引継ぎ業務です。
日勤担当者から、当日の宿泊者リストや必要な業務の引継ぎを受け、夜間のフロント対応に備えておきます。

事務業務

日報の作成や部屋割りなど、夜中から早朝にかけてさまざまな事務作業に対応します。
夜間はほとんどのお客様が就寝していて接客が日中と比べると少ない分、集中して事務作業を行うことができるものです。

チェックイン・チェックアウト

深夜のチェックインや早朝のチェックアウトの対応も夜勤スタッフの仕事です。
お客様によっては送迎を希望されることもあり、タクシーの手配対応などが必要な場合もあるでしょう。

内線対応

夜間は日中に比べて接客は少ないことがほとんどですが、客室からの内線が鳴ることがあります。
例えば、設備の不具合やアメニティの追加依頼、モーニングコールや朝食についての質問などが挙げられます。
様々なご要望に迅速に対応できるよう準備しておくことが大切です。

その他の業務

他にも、ホテルによっては朝食の準備をしたり、定期的にホテル内の清掃したりする場合があります。

ホテルフロントは女性も夜勤がある？

会社によって異なりますが、多くのホテルでは男女問わず夜勤があることを前提に求人募集を行っています。
中でもフロントは夜勤が欠かせない業務です。多くの場合、2人以上の体制でシフトを組み、交代で休憩を取りながら勤務しています。
特に女性スタッフの場合、夜間のトラブルなどのリスクも考えられるため、館内に1人で勤務するケースはほとんどありません。

中には、夜勤なしの働き方や、日勤のみのアルバイトなどを募集しているホテルもあるため、「ホテルでの仕事に憧れるけど夜勤は不安」とお考えの方は、そうした求人を探すのも手段のひとつです。

ホテルフロントの夜勤のメリット・デメリット

ホテルフロントの夜勤は「つらい」や「しんどい」という声を聞くこともありますが、決してデメリットだけではなく日勤とは違った魅力があることも事実です。
ここからは、ホテルフロントの夜勤業務についてメリット・デメリットをご紹介します。
 

デメリット｜生活リズムが保ちにくい

夜勤は昼夜が逆転するため、生活リズムを保ちにくく、慣れるまでに時間がかかる可能性もあります。
特に女性は、生活リズムが崩れると、ホルモンバランスも乱れやすいと言われています。
夜勤で働く場合は、体調管理をしっかり行うことが大切です。
体調管理を徹底することで、徐々に身体が夜勤に慣れ、生活リズムやホルモンバランスも保てるようになってくるでしょう。

また、中には無理なく働けるようシフトを調整しているホテルもあります。
カンデオホテルズも無理のないシフト調整に取り組み、生活リズムを整えやすい働き方を実現しています。

デメリット｜日中と比べると接客する機会が少ない

ホテルの夜勤は、お客様が就寝しているため日中と比べると接客が少ないものです。
そのため、「接客が好き」「お客様とのコミュニケーションにやりがいを感じる」という方にとっては、少々物足りなさを感じるかもしれません。
一方で、落ち着いて対応できる点や接客以外の業務に集中できる点は夜勤ならではのメリットでもあります。

メリット｜ミスの予防や挽回をすることができる

レジの精算や在庫管理など、最終的な確認業務も夜勤の大切な仕事のひとつ。
夜勤スタッフが最終確認を行うことで、万が一日中にミスが発生していた場合にも、大きなミスやトラブルを予防したり挽回できたりすることも多いものです。
最後の砦としてホテル運営を支えることができる点は夜勤ならではのメリットでもあり、やりがいでもあります。

メリット｜夜勤手当がつく

夜勤の場合、夜勤手当があるため、日勤よりも収入アップが見込める点も大きなメリットと言えます。

労働基準法により、深夜労働の22時～翌5時の間は、25％の賃金が割り増しされるため、効率的に稼ぎたい方には特に魅力に感じるでしょう。

メリット｜平日の昼間が自由に使える

夜勤は勤務時間が遅い分、昼間の時間を自由に使えるというメリットもあります。
例えば、平日の昼間であれば、病院やレジャー施設などにも混雑を避けて行くことができるでしょう。
体力に自信のある方であれば、夜勤明けにそのまま遊びにいくなど時間を有効活用しやすい点も魅力のひとつです。

まとめ｜ホテルフロントの夜勤はメリットがたくさん！

ホテルのフロント業務は、多くの場合、女性・男性を問わず夜勤が発生します。
体が慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れてしまえば「夜勤の方が働きやすい」と感じる方もいるようです。
ホテルで働きたいとお考えの場合は、夜勤があることも踏まえて体調管理や生活リズムのコントロールに気を付けておくことで、安心して勤務することができるのではないでしょうか。
平日の昼間に時間を取りやすかったり、高収入が見込めたりするなど、夜勤には夜勤ならではのメリットがたくさんありますよ。

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