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カンデオホテルズを支える「オールラウンダー」としての働き方|統括責任者 山藤×朝食パートナー 犬飼

フロントと朝食レストランの2職種はカンデオホテルズのメインの職種です。

カンデオホテルズでは、フロント業務だけでなく、朝食レストランの運営も担う「オールラウンダー」が活躍しています。

今回は、そんなオールラウンダーとして活躍する、犬飼さんと山藤さんに、朝食レストランの業務内容や、仕事内容や働きがいについて詳しくお話を伺いました。
 

PROFILE

カンデオホテルズを支える「オールラウンダー」としての働き方|統括責任者 山藤×朝食パートナー 犬飼

犬飼 尚美

2011年2月入社。カンデオホテルズ入社前は、ドラッグストア店員や化粧品販売員、エステティシャンなどさまざまな経験を積んだ。偶然カンデオホテルズの求人広告を見て、興味を惹かれ中途入社。現在は入社13年目のベテランパートナーとして、周囲のパートナーをサポートしながら朝食、フロント、ホテル運営など幅広くオールマイティに活躍している。

カンデオホテルズを支える「オールラウンダー」としての働き方|統括責任者 山藤×朝食パートナー 犬飼

山藤 実沙

2017年11月に入社。前職で医療事務を経験。カンデオホテルズの「誰にでも光が当てられる社風」に魅力を感じ転職を決意。その後、店舗責任者、新規店舗開業責任者などさまざまなポジションに挑戦し、現在は店舗での業務をしながら統括責任者として活躍している。

眠らないホテル!深夜から始まる朝食の準備

――まずは、朝食レストランの仕事内容について教えてください。

犬飼:
朝食と聞くと朝の業務をイメージすると思いますが、朝食の仕込み業務を担当する場合は深夜から早朝にかけての業務が中心です。夜のフロント業務と並行して、朝食の準備を進めていきます。

朝食レストランの仕込み担当は、お部屋の販売数に応じて仕込む分量を決め、深夜12時頃から早朝にかけて準備を進めます。朝の6時から勤務開始のパートナーにスムーズに引き継げるよう、4時半から5時頃までに作業をひと段落させます。

店舗によって朝食の開始時間は異なりますが、私たちの店舗では6時30分からです。少し早めにお越しになるお客様もいらっしゃるので、いつでもご案内できるように、準備ができたものから順に提供できるようにしています。

また、フロントの業務を手伝うこともありますね。夜はエプロン姿で、普段のフロント業務とは異なる服装で働いているため、お客様から「今日はいつもと違うね」と声を掛けていただくこともあります。

山藤:
朝食の仕込みは、生野菜の洗浄から始まり、お米を研いだり、野菜を切ったりと、さまざまな作業を短い時間でこなさなければなりません。夜中の3時頃になると、お味噌汁作りにとりかかり、出汁を取り始めます。その後4時から5時頃になると、多くの食材の準備ができてタイマーの音があちらこちらで鳴り始め、慌ただしくなるんです(笑)。

犬飼:
そうですね。最初は慣れるまでなかなか大変でした。深夜12時から朝の6時までの間、1時間の休憩を挟んで作業を進めないといけません。

ただ、フロント担当も業務が一段落すると、一緒に仕込みを手伝ってくれるので、仕込み数が多い忙しい日でも協力して作業が進められます。

――お二人は、入社当初から朝食レストランの仕事をしていましたか。
犬飼:
私は入社後フロント業務からスタートし、入社から3~4年経った頃「やってみない?」と声をかけてもらい、朝食業務も始めました。

朝が苦手な私でも、仕込み担当であれば夜の業務がメインだったため、比較的スムーズに始められましたね。

山藤:
私も犬飼と同じく、フロント業務からスタートしました。1年半ほど経って、夜勤を担当するようになり、自然と朝食業務にも携わるようになったんです。店舗にもよりますが、私が所属している店舗では、夜勤を担当すると自然と朝食業務を行う流れがありました。

料理の経験があまりなかったため、最初はとても不安でしたね。ただ、周囲のパートナーが親切に指導してくれるので安心して仕事に取り組めます。
犬飼さんにも「大丈夫大丈夫!やれる!いける!」といった感じで励ましてもらいながら少しずつ成長してきました(笑)。

独り立ち後も、分からないことがあればすぐに確認できる環境が整っていますし、基本的にはフロントに立っているもう一人のパートナーとサポートしあえる体制なので、安心して仕事が進められます。

ホテルの仕事は奥深い!オールラウンダーの仕事に迫る

――お二人はフロントも朝食もできるオールラウンダーとして活躍されていると聞いています。カンデオホテルズでは、自然とオールラウンダーになれるものでしょうか。

犬飼:
私たちの店舗では、夜勤を担当すると朝食業務も経験する機会が多いので、多くのスタッフが両方の業務をこなせるようになっています。もちろん全パートナーが100%朝食の仕込み準備ができるわけではありませんが、サポートができるくらいには業務を把握している状況です。

山藤:
フロントのすぐ隣に朝食会場があるため、フロントスタッフも朝食会場の様子を常に把握できます。そのため、料理が足りなくなれば補充したり、お客様のご対応をしたりと、フロントと朝食の垣根なく、協力して業務を進めているんです。

カンデオホテルズの中には規模の大きな大型店もあり、そうなるとフロントはフロント、朝食は朝食ときっちり分かれている場合もあります。

犬飼:
私たちの店舗のように、フロントと朝食の業務が密接に関わっている働き方は、さまざまな業務を経験したい方には非常にやりがいのある環境だと思います。

フロント業務も朝食業務も把握していると、広い視野を持って両方の業務にあたれる点はメリットです。

実際に、朝食業務を通じて、お客様の混雑状況を把握し、フロントでの案内方法を改善することで、お客様の滞在をより快適にすることにつなげられました。

山藤:
朝食の仕込みは深夜から早朝にかけて行うため、様々な時間帯で勤務するパートナーは生活リズムが大きく変わります。そのため、全員がオールラウンダーとして活躍できるわけではありません。

私もパートナーの採用に関わっていて、働く時間帯については難しさを感じる部分があります。現状、固定シフトの働き方を選択するパートナーが多く、オールラウンダーとしてご活躍いただける人材育成が進んでいないのがマネジメント面での課題です。

今は、オールラウンダーとして働く魅力をもっと積極的に伝えていき、さまざまな業務に挑戦したいという方を増やしていきたいと考えています。また、オールラウンダーとして働けるのは深夜帯に勤務するパートナーだけではありません。朝6時から15時頃まで勤務するパートナーも、朝食の対応後、フロント業務をするなど幅広い業務を担当してもらっています。今後もそういった方が増やせれば良いですね。

やりがいと成長を実感できるカンデオホテルズ

――この仕事をやっていてよかった!と思う瞬間や、やりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?


犬飼:
カンデオホテルズでは、さまざまな業務に携わる機会があり、自分のスキルアップを実感できることが大きなやりがいです。

他のホテルでは、業務が細かく分かれている場合が多いですが、カンデオホテルズは、フロント業務から施設のメンテナンスまで、幅広い仕事を経験できます。最初は「こんなこともやるの!?」と驚くこともありましたが、一つひとつ挑戦することで、自己成長を実感できました。ポジティブに捉え、がむしゃらに取り組む姿勢を持っていたからこそ、13年も続いているのかなとも思っています。

未経験の業務でも、実際に対応できると、「私ってやればなんでもできるじゃん!」と自信につながり、仕事に対するモチベーションも高まりましたね。

山藤:
お客様と密接に関わり、一人ひとりに合わせたサービスを提供できることが、この仕事の大きな魅力です。

サービス業の中で、お客様と一番長く時間を過ごせるのがホテルだと思っています。だからこそ、お客様の普段とは違う一面に触れられ、その方々に合ったサービスを提供できることにやりがいを感じているんです。

例えば、いつもきちんとしたスーツ姿のお客様が、寝ぼけ眼で朝食会場に現れる姿は普段見られませんよね。そんな普段とは違うお客様の姿を見てお客様に寄り添い、滞在が少しでも快適なものになるよう、接客を通してサポートできるというのは、ホテルで働いているからこそできることだと感じています。

厳しい状況も「パートナー全員」で乗り越える!

――反対に、仕事で大変だったこと、苦難を乗り越えたエピソードを教えてください。

山藤:
カンデオホテルズでは、役職に関わらず、全パートナーで状況を改善しようと取り組む風土があるんです。

例えば、売上状況が厳しいという場合、一般企業であれば支配人などの責任者が集客のための施策を考えて取り組むことが多いのではないでしょうか。
カンデオホテルズでは、月ごとの売上目標を設定し、それを達成するために、部門や役職に関係なく全員が協力してさまざまな施策を検討します。競合ホテルの調査を行ったり、顧客満足度向上のためのアイデアを出し合ったり、具体的な行動に移していきます。

犬飼さんは、大変な時、いつも声をかけてくれて本当に心強いです。

犬飼:
私はあっちこっち首を突っ込むタイプなんです(笑)。悩んでいる様子の山藤さんを見ると「何してるの?大丈夫?」などと気軽に声をかけますね。

山藤:
私が残業をしていると「早く帰りなさい!」と心配してくれたりもします(笑)。

犬飼:
そうですね。カンデオホテルズでは、役職関係なくみんなが対等なパートナーなので!お互いをサポートし合う風土が根付いていると感じます。

私も業務でミスをすることがありますが、周囲のパートナーが声をかけてくれたり、提案をフォローしてくれたりとサポートしてくれます。

過去に、ツインルームを余分に販売してしまい、お客様がいらっしゃった際に、お部屋をご用意できない状況になってしまったことがありました。その時はかなり焦りましたが、周囲のサポートもあり、なんとか別のお部屋へご案内することで事なきを得ました。

こうした経験も踏まえて、大きなミスを乗り越えると、本当にみんな強くなるとも感じています。「前にもっと大変な状況もなんとかできたんだから、このくらいなら大丈夫」という、余裕が生まれるような気がします。

温かい雰囲気で、自分らしく挑戦する

――カンデオホテルズの魅力を教えてください。

山藤:
カンデオホテルズの魅力は、「挑戦できる環境」と「働く人」にあると感じています。

私は、「誰にでもチャンスがある」という言葉に惹かれてカンデオホテルズに入社しました。実際に、入社後は、店舗責任者や新規店舗の開業責任者など、さまざまなポジションに挑戦する機会を与えてもらいました。やる気さえあれば、誰でも大きく成長できる可能性のある環境だと実感しています。

カンデオホテルズでは、フロントや朝食だけでなく、部屋の販売料金の設定担当や施設管理、仕入れ担当など、さまざまな業務があります。最初にフロントを志望したとしても、「別の仕事もやってみたい」という気持ちになれば、自由に挑戦できます。また、活躍次第では、複数の店舗を統括するようなポジションに進むことも可能です。

「人」については、代表をはじめ、パートナー同士の関係が非常にフラットで温かい雰囲気です。例えば、代表は私に会う度に、「最近どう?」と気さくに声を掛けてくれます。そうした良い雰囲気のなか、パートナーの一人ひとりが、自由に挑戦でき、お互いを尊重し合う風土が、カンデオホテルズの魅力の一つです。

今後も、多くの方にカンデオホテルズの温かい雰囲気を感じ、「この会社で働きたい!」と感じていただけたら嬉しいですね。

より良い職場環境を目指して

――今後の目標を教えてください。

犬飼:
現在、とても楽しく働かせていただいているので、この良い環境を長く続けていきたいと思っています。そして、私だけでなく、他のパートナーもみんなが楽しく働けるような職場にしていきたいです。ゆくゆくは、もっと多くの仲間と一緒に働けるよう、会社を盛り上げていきたいですね。

将来の具体的な目標はまだ明確ではありませんが、一日一日を大切に、目の前の仕事に一生懸命に取り組むことで、自然と道が開けていくと考えています。

山藤:
私は、地域統括として、店舗のパートナーがより働きやすい環境づくりを目指していきたいです。

現在は、店舗運営のサポート体制が十分とは言えませんが、人員配置の最適化や、新たなサポート体制の構築など、さまざまな課題に取り組み、店舗のパートナーに寄り添える地域統括でありたいです。

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